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Channel: グッジョブ!「インドネシア単身生活」
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思い出の写真 6 (2016/05/14)

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ビザの交付を待つ間、特に話題もないため、ちょっと昔の話。
冒頭の写真はどこの景色か、お分かりだろうか。
写真の下の方にゴルフ場らしき緑が見える。

これは2003年12月に撮影したものである。
1998年にスハルト独裁体制が崩壊し、ハビビ、ワヒドを経てメガワティ大統領の時代である。
インドネシアの高度成長時代の幕が開いて間もない頃である。
このゴルフ場はスナヤンのSenayan National Golfである。

と、いうことは撮影した場所は、、、、?

そう。
Hotel Mulia(ムリアホテル)である。
当時はインドネシアに出張が多く、このホテルをよく使ったものである。
ホテルの南側にゴルフ場があり、赤瓦の住居が立ち並び、現在のように高層ビルはまだまばらな状態であったことが分かる。



これはホテルから北側を撮影したもの。
TVRI(国営テレビ局)のテレビ塔がそびえる。
遠くにジャカルタ中心街のビルが見えるが、今ほど林立していない。



東側の写真。
国会議事堂やForest Center(林業省)などがある。



この写真は西側。
手前に鉄道が走っている。
ジャカルタ~タンゲラン線である。
途中Bintaro(ビンタロ)などを通過するといえば、日本人学校近くを通るあの線である。



この写真はインドネシアではない。
インドでは普通に見らる通勤風景である。



こちらがインドネシアの写真。
Hotel Muliaの裏を走る2003年当時の列車。
インドには及ばないが、インドネシアでも列車の屋根の上に乗る人たちが多かった。



勿論無賃乗車である。
ほとんどの人が座っているが、中には屋根の上で立つ者もいて、陸橋を通過するときに頭をぶつけて死亡する事故が後を絶たなかった。



当時はまだ電化されておらず、先頭の機関車はディーゼルである。
やがて電化されて電車が走るようになると、高圧電気で感電する危険があることから、今では屋根の上に乗る人はいなくなった。

最近、電車は日本の中古電車が輸入されている。
綺麗で、静かで、冷房付きなので、日本からの輸入電車は人気がある。


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ビザ取得顛末 (2016/05/15)

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就労ビザ取得のために今回の一時帰国の当初予定は3週間であった。
もともと就労ビザを取り替えなければならないのは、新会社との雇用契約になるためである。
このため、一旦、従来の会社を退職し、EPO(Exit Permit Only=滞在終了)を届け出なければならい。
これを提出すると7日以内に必ずインドネシアを出国しなければならが、申請を出した日もこの7日に含まれるから要注意である。
筆者が出国しようとしたらイミグレでOver Stay(不法滞在超過)と言われたことは、このブログでもアップした。

インドネシアの会社が外国人を雇用する場合は、事前にBKPM(投資調整庁)に外国人雇用枠を申請しなければならない。
これをRencana Penggunaan Tenaga Kerja Asing (RPTKA)という。

その後、現地ではVTT(Visa Tinggal Terbatas=一時滞在ビザ)を申請する。
それが大阪のインドネシア領事館に送られてくる。



テレックスで到着したのが4月22日であった。
これより前に筆者から二度ほど現地の総務の担当者にVTTだけではインドネシアに入国できないのではないという旨の確認を行ったが、回答はパスポートを持って行くだけでビザはもらえるとのことであった。
ビザの名前も一時滞在ビザなので入国できそうであるが、実は「ビザ発給許可通知書」である。
この書類がインドネシア領事館に到着すればビザ発給の手続きを始めてもよいということであるが、現地の担当者(実際は経営者も)実際の手続きを知らなかったようである。
つまりこれから先の手続きは、親会社の人事部門と旅行代理店が進めていることなので、現地会社は知らないのは当然ともいえる。
しかし今回は筆者は既に親会社を退職しているので、親会社から派遣される出向者とは手続きが異なる。
そこで4月25日に大阪にあるインドネシア領事館に直接出向いたところ、「申請書を提出してください」といわれた。



窓口でこれらの書類を揃えて申請せよとのことであった。
また大阪領事館の規則変更で、旅行代理店を介した手続きしか受け付けない、つまり個人では申請できないことになっているという。
したがってVTTが既にテレックスで大阪領事館に到着しているので、旅行代理店に依頼してくださいとつれない返事。
ということで、親会社に頼んで旅行代理店を紹介してもらう以外に道はない。



これは申請書の表面。
予め自分で記入したが、旅行代理店が専用の不フォームがあるというので、旅行代理店が書き換えたという。



こちらが裏面。
3か月以内に撮影したカラー写真(3cm×4cm)を貼付する。
このために自宅近くの写真やに撮影に行った。



英文の経歴書。
インドネシア領事館専用のフォームに自分で記入。



推薦状。
日本の会社に勤めている人は、通常、親会社の推薦状を添付するが、筆者の場合は日本の親会社から派遣されるのではないため、そういう場合は留守家族を推薦人にできるとのことで、家内にパスポートのコピーとサインをもらった。

申請書リストの4番目に記載されている「ジャカルタ入局監理局からの査証発行許可証」というのがVTTである。
これらの書類を揃えて親会社の人事部門から旅行代理店へ依頼したが、運悪くGWで旅行代理店も大阪領事館も稼働していない。
通常なら申請受理後、稼働日4日で交付になるが、今回は10日間ほどかかった。



5月13日の夕方、親会社に出向きこの写真のビザが貼られたパスポートを受け取った。
申請料と旅行代理店の手数料を含めて22,060円であった。
確かにビザには312という就労ビザを表す数字と12か月という期間が記入されている。

近年、インドネシアの外国人雇用に関する規制が厳しくなっている。
許可された以外の業務や肩書で就労すると、逮捕、罰金、国外退去になる。
日本人の医師、歯医者やマッサージ師が働けなくなったのもこれらの違反によるものである。

フライトの変更とスラバヤのアパートの手配を現地会社に依頼。
明日、日本を発ち、ジャカルタ経由でスラバヤに行く。

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出発準備 (2016/05/16)

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約40日という長い長い一時帰国がやっと終わった。
終わって見ればあっと言う間でもあった。
というのも、やはり日本にいることにほとんどストレスを感じることなく、食べ物もどれをとっても美味しい。
それが生まれ育った故郷であるというものである。

昨日の帰国準備。



帰国?
インドネシアに戻る準備である。
インドネシアに戻る?

何と言うべきであろうか、単純にインドネシアに行くということでいいのかも知れない。
今回はジャカルタで入国し、そのままスカルノハッタ空港からスラバヤに移動し、アパートに入居する予定。
アパートは下見も何もしてない。
ローカルのスタッフに適当に見繕って貰った。
そのため契約期間は取り敢えず1か月とし、気に入ればそのまま延長し、気に入らなければ改めてその一か月の間に別のアパートを探すことにしている。



スラバヤ到着は今晩の遅く、アパート到着は多分翌日になっているだろう。
空港には新しい運転手が迎えに来ているはずである。
アパートにはジャカルタから送った引っ越し荷物が搬入されているはずである。

スラバヤで新しい会社、新しい業務に就くことになる。
今日からスラバヤでの生活が始まる。

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スラバヤ赴任 (2016/05/17)

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ビザを取得して、ようやくスラバヤへ向かう日を迎えた。
自宅を朝6時半頃出て、福岡空港国際線行の高速バス。



自宅を出るときはまだ雨は降っていなかったが、途中でぽつぽつ降り出し、福岡の都市高速に入った頃には土砂降りになっていた。



福岡空港10時発のシンガポール行SQ655便。
月曜日とあってビジネスマンの他、新婚さんと思しきカップルも数組搭乗していた。



離陸する頃には雨脚は一段と酷くなり、離陸取り止めにならないかとひやひやした。
雨は酷いものの風がなったのが幸いであった。

シンガポールまで約6時間のフライト。
映画を2本見た。



そのうちの一つ。
「母と暮らせば」という映画。



山田洋二監督、母役は吉永小百合、息子役は嵐の二宮和也。



息子の浩二は父を結核で失くし、兄は戦死して母と二人暮らし。
長崎大学医学部で学び医師を目指していた。
1945年8月9日、いつものように登校し授業を受けている時に原爆を被弾し死亡する。



三年後、亡霊となって母の前に現れる。
生前の回想話や恋人(黒木華)の思い出を振り返る。



これはラスとシーン。
母も原爆病か、まだ若いうちに亡くなる。

もう一本の映画は「ベトナムの風に吹かれて」。
ベトナムで日本語教師をする女性(松坂慶子)が認知症の母とベトナムで暮らすことになった。
介護の現実が襲う。

そうこうしているうちに飛行機はシンガポール空港に定刻通り到着した。



黒い雲が覆って来ていた。
ターミナル2に到着。
TV画面でジャカルタ行を確認。



シンガポールは発着便が多いので探すのに苦労する。
映画を見ていて座席のモニターでコネクティングフライトをチェックするのを忘れた。



ジャカルタ行きSQ964便にRe-timedという文字が点滅していた。
17時20分発が17時40分発に変更になっていた。
この時点ではゲートはF58だったのが、ゲートまで行くとGate Changeの点滅に。
F33番ゲートに変更になった。



ゲートを入って手荷物検査を終え、インドネシアの税関申告書を書き終わった頃、ジャカルタ便の飛行機が北京からの到着が遅れ、しかもシンガポール空港は雷を伴った土砂降り。
「1時間半遅れ」とのアナウンスがあった。

ジャカルタでスラバヤ行の乗り換え時間が約3時間あるが、イミグレでトラブルがあるかも知れないと思うとあまり時間がない。
ましてやジャカルタで預入れ荷物を受け取るのにも時間がかかる。



結局アナウンス通り1.5時間遅れでシンガポールを離陸。
シートベルト着用サインがなかなか消えず、食事の時間が短かった。
着陸前の機長のアナウンスでキャビンクルーに着陸のための着席の合図があった後も、しばし食事の後片付けを行う始末。

ジャカルタに到着すると、イミグレはいつもはKITAS(滞在ビザ)ホルダーの窓口に行くが、今回はまだKITASを持っていないので一般の窓口に。
窓口が多く、さほど待たずに順番が来た。
これならKITASホルダーのほうが遅いかも知れない。

で、手続きは何も聞かれず、即、スタンプを押して終わり。
手荷物受取も意外と早く出て来て、税関もフリーパス。
その足で2階のガルーダの国内線搭乗口に行き、チェックイン。
国内線で待ち時間が2時間弱あり、暇を持て余すことになった。



国内線のコンコースは国際線と同じであるが、手荷物検査が各ゲート毎にあるので分かりやすい。



ゲートで待っていると、このフライトも30分ほど遅れるとのアナウンス。
スラバヤからの到着が遅れているとのことであった。



時間は夜10時前。
さすがにこの時間になると、スラバヤ行でも閑散としている。



ボーイング737で三列の隣の二列は空席。



うつらうつらして目を開けたら、前に箱が置いてあった。
Snack Timeと書かれた軽食サービス。



朝ならこのメニューでもいいが、夜はもう少し考えてほしいものであるが、あるだけましである。
パンの上に載っているチョコレートのようなものは、実は青唐辛子である。
中の具材にも青唐辛子が入っていたが、これはこれでなかなか美味しい。



ジャカルタからスラバヤまで直線で約560km。



スラバヤ到着見込みが23:43と表示されている。
スラバヤに到着すると、ここもまた雨であった。
結構土砂降り。

00:15にジャカルタで預けた荷物を受け取り、まだ会ったこともない運転手に電話すると、「出口で待っています」と回答。
今回買った新車で迎えに来たとのこと。
車内に新車の香りが漂っていた。

結局スラバヤのアパートに到着したのは午前1時を回っていた。
これからスラバヤの生活の始まりである。


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スラバヤのアパート (2016/05/18)

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下見もせずにローカルのスタッフに依頼してアパートを見つけてもらった。
ただし、居心地が悪ければ転居することを前提に、契約期間は取り敢えず1か月とした。
サービスアパートなので朝食付き、部屋の掃除やシーツ、タオルなどの取り替えは週に2回。
下着や衣類は洗濯してくれる。
電気、ガス、水道、Wifiは使いたい放題。

部屋に入るとジャカルタから送った引っ越し荷物が搬入されていた。



22個口。
すべて揃っているようである。



取り敢えず必要な下着やYシャツ、靴下などを出そうと段ボール箱を開けだしたら止まらなくなった。
靴がいる、食器がいる、浴室やキッチン用品もいる、と考えるとあれもこれもいるようになる。



それでも2時間ほど開梱作業を続けたが、まだ半分箱に入ったままである。



これは居間の写真。
だだっ広い。
家具が少なく、棚や引き出しが少ないので整理するのが大変。
特に下着やTシャツを整理できない。



キッチン。
本格的なキッチンなので料理は何でもできる。



トイレ。
サイフォンボルテックスなので洗浄音は静かであるが、消費水量は多い。



浴室。
シャワーがハンド式ではなく固定式なので使い辛い。



洗面所。
カウンターが広いので使いやすい。



NHKワールドもNHKワールドプレミアムも入る。
今まで通り、「とと姉ちゃん」が見られる。



部屋の面積は70~80平方メートルはあろう。
居間だけで約35平方メートル、寝室が20平方メートルあり、この二部屋で55~60平方メートルある。

使いにくいことこの上ないが、部屋でフィットネスをするなら伸び伸びとできる。


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建築工事 (2016/05/19)

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スラバヤに赴任して何はともあれ確認しておかないことには始まらないのが工場の建築工事進捗状況。
今年の2月から始めた外構と造成の工事は既に終了しているが、杭打ち工事がまだ終わっていない。



3台の杭打ち機で約2,600本の杭を打つが、なかなか思うように捗らない。
今回の杭打ちはインジェクション型で昔のような軽油を使って錘を跳ね上げ、その衝撃で杭を打ち込むタイプではないので騒音は発生しない。



400トンの自重で杭を地中に沈め込める。
地盤が軟弱なため岩盤に当たるまで12メートルの杭を3本継ぎ足す。
工事の障害になっているのは雨である。
杭打ち機の周辺は膝まであるLumpur(ルンプール=ぬかるみ)がまとわりつく。



杭を杭打ち機のそばまで運ぶのにもぬかるんだ道路が阻む。
因みにマレーシアのクアラルンプールのルンプールはこれで、クアラ(Kuala)とは河口のことである。
したがって、クアラルンプールとは河口の干潟という意味である。
話は逸れたが杭打ちは6月中旬まで続く。



昨日から地下部分の掘り方が始まった。
土は黒くて粘土質。
少し掘っただけで水が湧きだしてくるので、工事もやりにくい。



建築業者の仮設事務所。
我々も工場ができるまでこの仮設事務所の一角を借りて工事の進捗をチェックすることになっている。

因みに事務管理要員も含めた仕事は、この工事現場から約300メートル離れたところに仮事務所を設けた。



事務所には経理、総務、購買などの要員が5名、工事製造関係が筆者を含めて3名、現在合計5名いる。
おっと、忘れるところだったが、他にも運転手2名と給茶と清掃で1名の外注がいる。



これは工事現場にある売店。
工事をチェックするのに現場を回るだけで汗びっしょりになる。
水分の補給は欠かせない。



現場で働く責任者たちも時折ここへ来て休息をとるが、作業員は一日中現場にいる。
本当にインドネシア人は暑さに強いと感心させられる。

雨季が終わり乾季になって日差しは一段と強くなったが、不思議なのは依然として雨が降ることである。
間もなく建屋の基礎工事に入るので、雨が止んでほしいものである。


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アパートの朝食 (2016/05/20)

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アパートの部屋の隣の棟に朝食のレストランがある。(冒頭の写真)
朝食代はアパートの部屋代に含まれている。

朝食は6時から摂れる。



ビュッフェ形式。
インドネシア料理が主体であるが、パン、ケーキ、お粥、スープ、果物なども種類が多い。



今日のスープ。
魚のBaso(肉団子)のスープ。

ご飯はお粥にした。



唐辛子を醤油に漬けたものをかける。
ピリッとして美味いが、醤油は塩辛いのでかけ過ぎないようにしている。



インドネシア料理を少量。
牛肉、鶏肉、魚、ビーフンにしたが、他にもいろいろあるが基本的に揚げ物が多い。



果物はパパイヤ、スイカ、メロン。
あまり高級な果物はないようである。



コーヒーサーバーとお茶。



本日のジュースはジャンブー。
牛乳やシリアルなども準備されている。



現在このアパートには40人ほどのお客さんがいるとのこと。
まだ日本人に会ったことがない。
専らインドネシア人ばかりであるが、短期の滞在者が多いように感じる。
ジャカルタのアパートでは味噌汁と白ごはんが基本であったが、いつも同じようなものばかりで飽きが来ていた。
それに比べここは、ビュッフェなので自分の好きなものが好きなだけ食べられるのは嬉しい。

欲を言えば新鮮な野菜が欲しいところである。


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社用車 (2016/05/21)

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スラバヤの会社の社用車。
会社のオーナーに「SUVがいいか、それともセダンか?」と尋ねられ、セダンがいいと答えた。
運転するならSUVであろうが、後ろに乗るならセダンのほうが乗り心地はいいし、通勤の道中で安眠できる。



トヨタカムリの2.5リットル。
先日までジャカルタでは3.5リットルのカムリを使っていたが、年式が2009年だった。
今回は新車なので車内に新車に香りが漂う。



一応輸入品であるが、Made In Japanかどうか知らない。
会社が買い与えてくれるので、正確な価格は知らないが、550~600jt(邦貨で約450万円~550万円)くらいの価格であろう。
関税がほぼ100%なので、日本の約2倍の価格になる。
モニター画面は日本ならばナビやテレビを表示するのであろうが、インドネシアではナビも地デジもないので、ただの箱である。



ちらりと見えるのが運転手。
永年スラバヤでオーナーの姪の運転手をしていたという45歳の運転手。
ジャカルタで使用していた運転手は冗談が好きでよくしゃべるタイプであったが、スラバヤのこの運転手は真面目で無口。
極めて安全運転なのでこれもジャカルタの運転手とは逆である。

アパートと工場間の通勤時間は、朝は35分〜40分、帰りはほぼ1時間。
ジャカルタの時のほうが圧倒的に距離が遠いが、スラバヤでは高速道路を使わないので物理的に時間がかかる。
ただし、乗っている時間が短い分、ストレスは感じない。

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山小屋ラーメン 2 (2016/05/22)

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ネットで「スラバヤの日本食」を検索すると、思ったほどヒットしない。
概ね20店舗くらいがヒットし、なんちゃって系や高級ホテルの日本食を除くと、10軒ほどになる。
そんな中で一番に目に入ったのが「山小屋ラーメン」である。
故郷九州筑豊のラーメン。
拙宅のある北九州小倉の蒲生にも店舗があって時々行く。



場所はTunjungan Plaza(トゥンジュンガン ポラザ)なので、運転手にそう伝えたら、「TP Berapa?(テーペー ブラパ?=テーペーの何番?)」と聞き返してきた。
TP(テーペー)?
はて、何のこっちゃ?
トイレットペーパーか、それともTukang Parkir(駐車場係のおじさん)のことかと思ったら、モールの通称で頭文字をとったもので、1番から5番までモールが連なっている。
その中の4番目、つまりTP4である。



こんなモールが4つ、5つもくっついてあるとはびっくりである。
スラバヤで一番大きいいというが、これほど大きなモールはジャカルタのもない。
その4階(日本でいう5階)に山小屋ラーメンがある。



山小屋ラーメンの隣に丸亀うどんもある。
こちらの店構えもかなり大きい。

山小屋ラーメンの前には食品サンプルが展示されている。



インドネシアの人たちとこの食品サンプルについて話をすることがあるが、誰もが思っているのは、日本料理店のサンプルは現物と全く同じなのに対して、インドネシア料理店のサンプルは誇大公告というか、実際よりも大きかったり多かったりするのは当たり前という。
また日本のものは精巧に作られていて、本物そっくりだともいう。



店内にだし、タレ、麺についてのこだわりを日本語で表示している。
インドネシアの人たちにとっては意味は分からなくても、筆書きの文字が日本を即イメージできるのでいいのだろう。



店内の装飾は日本とほとんど変わらない。



いつも注文する冷茶。
リフィルOKである。

この日注文したのは激辛ラーメンにワンタンのトッピング。



豚骨ラーメンとトッピングのワンタン。
九州のラーメン特有の辛し高菜が入っている。
焼き豚が薄かったように感じたが、本来はもっと分厚かったと思う。



で、この赤い味噌の塊をお好みで入れる。
段々辛くなるので要注意である。
替え玉もできる。
九州のラーメンなら当たり前である。



白ごはんも注文。
御仏飯みたいなのが出てきた。

勘定は++で97,000ルピア(邦貨で約810円)であった。
換算レートは今回から1円=120円とした。

インドネシアでも和食文化の波が押し寄せていて、日本語の表記や物が溢れているが、肝心なのはやはり味である。
山小屋ラーメンは日本の味をそのまま再現しているお店であった。

ジャカルタの山小屋ラーメンの記事はこちら

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荷台乗車 (2016/05/23)

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パソコンの調子が悪く、ブログの記事も思うようにアップできないので、タブレットから記事を書くことにする。
したがって、あまり 長い記事は避けたい。
ということで、取り敢えず手元にある写真から。

警察官が何やら木陰で話をしている。(冒頭の写真)
相手はトラックの運転手。



トラックの荷台に10人くらい、作業者らしい人たちが乗っている。
どの顔も冴えない顔をしている。
警察と話をしているのはこのトラックの運転手である。
インドネシアでももちろん交通違反である。
この辺が理解に苦しむところで、警察の目に100%留まる。
そして100%呼び止めらる。
絶対に金を払わないと解放されない。

と、分かっていてもこの手の違反は減らない。



警察官が二人に増えた。
トラックの運転手も見逃して欲しいと懇願する様子は微塵もない。
途中でトラックに引き返して、財布らしいものを持ってきた。

筆者はこの様子を見ていて、車の運転手に「スラバヤではどのくらい支払うのか?」と尋ねると、5万ルピアくらいとのこと。
やはりジャカルタに比べて罰金の額も安いようである。

これからもうじきプアサ(断食)に入る。
警察も新年を迎える前に稼がなければならない。
皆さんも餌食にならないようくれぐれもご用心を。

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コンクリート強度試験 (2016/05/24)

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工場建設で使うコンクリートが十分な強度があるかどうか、テストをやってくれるところに確認に行った。
分析室の前にはサンプルがたくさん置いてあった。
これらのサンプルはコンクリートミキサー車が運んでくるコンクリートの品質をチェックするもので、型に流し込んで3日後、14日後、28日後、35日後などの時間経過ごとにチェックする。



この日は28日後の強度について測定。
サンプルの両端が直角になるよう先ずは面出しをする。



次にサンプルの重量を測定する。
このサンプルは13.0kgであった。



これが圧縮強度測定機。
油圧で荷重をかけ、ロードセルで測定する。



346kN(キロニュートン)と出た。
こうやって2社のメーカーのコンクリートミキサー車のサンプルをおよそ20本ほど測定した。



破壊された面のチェックも目視であるが行なう。



骨材に強度があるか、空気をたくさん巻き込んでいないか、砂やなど水に泥が混じっていないかなどがチェックできる。

ところでこの測定所の一角にいい車が止まっていた。



ポルシェマキャンである。
聞けば、ここのオーナーの車だという。
この測定所にはスラバヤ近辺の工事現場からサンプルが運ばれてくる。
建物の品質チェックにコンクリートの強度チェックは欠かせない。
そいう意味では儲かる商売、食いっぱぐれのない商売と言える。

今日もまたサンプルを積んだトラックがここにやってきた。

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スラバヤ動物園 (2016/05/25)

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ジャカルタにいる頃はラグナン動物園によく探鳥に出掛けていたので、同じようにスラバヤ動物園(Kubun Binatan Surabaya=KBS)に行ってみた。
探鳥の結果は後日報告するとして、先ずは動物園と動物たちを紹介しよう。
KBSは約15ヘクタールの敷地で約390種の動物が飼育されている。
広さから言えばラグナンの3分の1か4分の1くらいである。
歴史も古く約100年前に開園され、当初は国内の希少動物を中心に飼育していたが、次第に世界各国の動物が飼われるようになった。
最近のKBSの評判は、動物虐待などと言われ満足に餌を与えなかったため、餓死とか、変死とかで異常と思えるくらいの動物が死亡すると報じられたことで有名になった。

入園料は15,000ルピア(邦貨で約120円),駐車場は5,000ルピア(邦貨で約40円)。
因みにラグナンの入園料は4000ルピア(邦貨で約30円)、駐車料は6,500ルピア(邦貨で約50円)であった。



動物への餌やりの曜日と時間が公表されていて、その時間に行けば餌を食べる動物が見られる。
ラグナンではこのような案内はなかったようであるが、インターネットで公表されているかも知れない。



開園時間は午前7時から午後5時まで。
この日は朝8時半頃行ったが、人出はまだまばらであった。



入ってすぐのところにコモドドラゴンが飼育されているエリアがある。



小さな子供ばかりの飼育舎。
あまり小さいのでビアワック(オオトカゲ)の子供かと思ったくらいである。



小さくてもアップで見ると迫力満点。
立派なコモドドラゴンである。



中くらいの大きさの飼育舎、そして大きな大人のコモドドラゴンと分けて飼育されている。
全部で40頭以上はいるだろう。
数ではラグナンは負けるが、大きさはラグナンのほうが大きい。



この写真だけでも8頭いる。
遠くにもまだいる。
あまり多いと有り難味がない。



岩の上にたくさんヤギがいる。
岩ヤギである。



ベンガルドラである。
堀を隔ててではあるが、間近に見られる。
この辺はラグナンよりも迫力がある。



ホワイトタイガー。
ちょっと痩せている印象がするので、十分な餌を与えているのか心配になる。



ライオンの♀。
向こうを向いたまま園内に響き渡るような吠え声を出していたが、最後までこちらを向いてくれなかった。

(つづく)

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スラバヤ動物園 2 (2016/05/26)

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冒頭の写真はカンムリシロムク。
ここスラバヤ動物園でも飼育されている。



飼育舎にはざっと見て100羽位はいるだろう。
筆者が飼っているカンムリシロムクは、現在前の会社を定年退職したC課長の家で預かってもらっている。
前の会社から資材を送るときにトラックの運転手に託す予定である。

カバは3種類飼育されている。



写真はそのうちの中くらいの大きさの種で、他に大きいカバと小さいカバがいる。
写真のカバは飼育舎を掃除するのに入った飼育員に大きな口を開けてじゃれていた。
こうなると飼育員も可愛くて仕方ないだろう。

Rusa(ルサ=シカ)類がたくさん飼われている。









他にもまだたくさんいるが、きりがない。
これだけいると餌代もバカにならないだろう。

珍しいサルがいた。



Sinpei(シンペイ)という種類のサル
容姿からして如何にも珍しい。

こちらはクロザル。



分類上はヒヒの仲間である。
3頭いるようである。

オランウータン。



飼育舎を掃除に来た飼育員が気になって仕方がない。
飼育員の方ばかり向いて、こちらを向いてくれなかった。



Bedes Ekor Panjang(直訳すると尾の長いサル)、確かに尻尾が長い。
東南アジアやインドネシアでもほぼ全土に分布しているようである。



ワウワウテナガザル。
ジャワ島に生息する貴重種。
他のテナガザル同様に尾がない。

(つづく)

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スラバヤ動物園 3 (2016/05/27)

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KBS(スラバヤ動物園)の紹介、一応これで最後。

ダチョウは触ろうと思えば手が届くところにいる。



もっともダチョウのほうが怖がって寄ってきてくれない。
2羽いるようである。

ヒトコブラクダ。



ラクダは安全だと思うが、なぜか遠くに隔離されている。
フタコブラクダはいないようであった。

スマトラゾウ。



全部で4頭飼われている。
インド象と比べても二回りほど小さい。
アフリカゾウはインドゾウよりも二回りほど大きいから、スマトラゾウがいかに小さいかわかる。

園内に展望所がありそこから園が一望できる。



やはり規模はラグナンよりもかなり小さい。



木々もあまり高くなく、多様な自然とはやや縁遠いようである。



テングザルが園内の島に放し飼いにされている。
屋根の上に上ってきて木の実をとって食べていた。
テングザルを後ろから見ると、まるでベストを着ているように見える。

さらに目を遠くに移すと、建築中の高層ビルが見えた。



スラバヤ自体あまり高いビルはないが、やっとここにきて高層ビルが建ってきている。
現在市内で40階建て以上のビルが3~4棟建設中である。

(おわり)

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パソコンクラッシュ (2016/05/28)

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3年前にインドネシアに赴任するときに買ったパソコン。
2~3日前から調子が悪かった。
時々フリーズしてしまってタスクマネージャーでプログラムを停止する頻度が多くなってきた。
そのうちタスクマネージャーも起動できず、電源ボタンを押して強制終了する始末。



強制終了しても最初のうちは通常通り立ち上がっていたが、そのうち立ち上げに時間がかかるようになり、こんなことを何回か繰り返していたら「Operating System Not Found」というメッセージが出てきた。
こりゃ、もうだめかと思ってタブレットでネットを検索してみると、処置方法が載っていた。
電源を入れると同時にF8のボタンを連打するといいとのことで、やってみると立ち上がった。

しかし、数時間後に画面が真っ暗になり、今度はF8ボタンを押しても、何をしても立ち上がらなくなった。
万事休すである。

今の世の中、パソコンがないと仕事にならない。
そこで購買に言って大至急パソコンを買うよう指示。



買ってきたのが中国製のASUS。
一応Windows10なので日本語が使えるかと思ったら、OSは英語だけしか選べないようである。
ウィルスソフト、メール、オフィス、FB、LINE、CADソフトなどをいれて先ずは一息ついた。

困ったことが二つほどある。
一つはiTuneに入れていた楽曲がなくなってしまった。
iPhoneとiPadに入っているが、通常はパソコンからそれぞれの端末と同期するため、うっかり同期をかけようものなら、iPhoneとiPadも空っぽになってしまう。
そこでCopyTransとかAnyTransなどのソフトを使うと、一旦iPhoneとかiPadのファイルを中継し、その後iTuneに転送することができる。
ただし、これらは無料では50~100曲程度しか転送できず、2,500曲以上あるファイルを転送するには有料となる。



二つ目はインドネシア語の辞書。
OSが英語だけなのでPDICの日本語の部分が?マークになって、何て書いてあるのかさっぱりわからない。
このためにインストールしたが満足に使えない。

購買から連絡がきた。
前のパソコンは内臓ハードディスクが損傷して、ファイルも取り出せないとのこと。
内臓ハードディスクの取り換え費用が工賃込みで885,000ルピア(邦貨で約7,400円)ということなので、修理するよう指示した。
日本で修理すると数万円はかかるが、インドネシアならではの料金である。

その後iTuneへの転送についてネットで調べていたら、Apowersoftというオンラインサービスが見つかった。
ネットへの接続が必要であるが、約2,500曲の転送に2分かからなかった。
やれやれである。

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KBS探鳥記 (2016/05/29)

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先日行ったKBS(スラバヤ動物園)でのバードウォッチングの記録。
冒頭の写真はダイサギが翼を広げたところ。
ラグナンをはじめジャカルタ近郊ではダイサギはほとんど見られなかった。

こちらは繁殖羽のアマサギ。



綺麗な亜麻色をしている。
日本では夏鳥として春に南からやって来て、秋に再び南へ帰る渡り鳥である。
春に田んぼを耕すときにトラクターの後をついて回るシラサギがこのアマサギである。



こちらアマサギの巣立ち間際の若鳥。
羽色が真っ白である。

ゴイサギも多かった。



生まれて1~2年の若鳥。
別名ホシゴイとも呼ばれ、体の斑模様からそう呼ばれる。



これが成鳥。
虹彩が赤いのが特徴。



枯れ木の上に止まっていた。
羽色が若鳥から成鳥に移行する途中のようなので、生後3年くらい経っていると思われる。



林の中をよく見るとたくさんのゴイサギがいた。
一枚一枚写真を撮っていたらきりがない。



巣があった。
サギ類は集団で営巣(コロニーという)する修正があり、迂闊に巣の下を通っているとフンを落とされることがあるので要注意である。



コロニーの中にジャワアカガシラサギの巣もあり、この個体は巣立ったばかりの雛である。
体も小さく東部には産毛がある。


インドハッカ。



顔に黄色い部分があり、九官鳥の仲間である。
分類はムクドリ化なので好奇心が旺盛でいたずら好きである。

こちらはジャワハッカ。



二羽仲良くいたので番(つがい)と思われる。
こちらは顔に黄色い部分がない。
性格もインドハッカとよく似ている。



どこに行ってもいるカノコバト。
逆光気味できれいな羽色が見えない。
地味ながら本当は細かい柄のきれいな羽色をしている。

しんがりはメグロヒヨドリ。



こちらも番(つがい)と思われる。
過眼線が黒くて太いので、写真を撮るとパンダの目のようになることが多い。
そうならないように撮るのがコツである。



後姿は極めて地味である。
さえずることが多かったので繁殖の最中であろう。



こちらはくちばしに餌を咥えているので雛に与えるのだろう。
インドネシアの野鳥界では繁殖の真っ最中である。

残念ながらKBSの野鳥は以上である。
ラグナンに比べると種類は少ないが、サギ類の個体数は多いようである。
動物園自体は建物や道路などの施設の傷みが激しく、メンテナンスが行き届いていないのが残念である。
入場料を上げるのもひとつの手段であろう。


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昼食の弁当 (2016/05/30)

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工場はスラバヤの西のGresik(グレシック)というところにあり、アパートから工場までの通勤時間は朝は50分、夕方もほぼ1時間である。
スラバヤでも日本食の弁当調達は難しく、ましてや工場付近では皆無である。

幸いにも工場の経理のN嬢の両親が仕出し屋をしているとのことで、毎日弁当を持ってきてくれる。(冒頭の写真)
こちらではNasi Kotak(ナシ コタック)と呼ぶ。
1個20,000ルピア(邦貨で約160円)。
1978年に最初にインドネシアを訪れた時、タンゲランの工場でNasi Kotakを食べたことがあるが、その時は臭くて食べられなかった。
御飯が匂う、おかずも訳の分からない味付けであるし、熱帯の高音下で置いたままでは腐ることもある。



今日の献立は牛肉の煮つけ、豆腐、キャッサバ芋の葉の煮つけ、それにサンバル(唐辛子ベースの香辛料)。
白ご飯は思ったより日本米に近く粘りがある。
御仏飯のように盛ってあるが、意外とぎっしりしていて、スプーンを刺しても崩れない。
スープが付いているときがあるが、透明なビニール袋に入っているので、こぼさないように食べるのは至難の業である。



弁当についているKrupuk(クルプック=揚げ煎餅)とSalak(サラック=果物の一種)
どちらも日替わりで種類が変わる。
1978年当時と比べるとずいぶん食べやすくなったと思う。

日本の弁当に比べて色合いとか栄養素などは感じられない。
ただ満腹を求めるだけであるが、価格からしてもこれ以上のものは求められない。
ただ、そこに「今日のメニューは何だろう?」と期待する自分がいる。

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KITAS申請 (2016/05/31)

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インドネシアに入国したのが5月16日。(冒頭の写真)
入国日から7日以内にKITAS(Kartu Ijin Tinggal Terbatas=一時滞在許可)を申請しなくてはならない。
会社の総務担当に確認すると「ジャカルタの事務所に書類を送るよう依頼してるけどね」とまるで人ごとのような返事。
総務担当の上司に確認すると「何、それ?」と、もっと埒が明かない。
入国日が月曜日だったので5月22日の日曜日までということになるが、移民局の業務は土日はクローズされている。
この日はすでに5月19日(木)、申請の日は実質明日までである。

急遽、ジャカルタの事務所の総務担当に連絡すると、出張から戻ったばかりで書類は今からスラバヤに送るとのこと。
書類とはIMTA (Ijin Mempekerjakan Tenaga Kerja Asing=外国人就労許可)や雇用主の推薦状などのオリジナルが必要である。
今からこれらを宅配便で送っていては間に合わない。



総務担当をスラバヤの移民局に行かせ、交渉するよう指示した。
日本円で数万円を払って何とかKITASの申請ができた。



それも移民局から呼ばれたのはぎりぎりの金曜日の2時頃。
金曜日は官庁の業務は早めに切り上げるので、気が気ではない。
総務担当から何度となくTELが入り、「まだか?」「まだか?」の到着の催促。
3時ぎりぎりに滑り込むように移民局の入り口に入ると、総務担当が首を長くして待っていて、その足ですぐに写真撮影と左右の手の10本の指の指紋を採集。
この間、わずか2分程度で終了。



このほどパスポートとKITASが手元に戻ってきた。
来年4月30日までの滞在許可とRE-ENTRY(数次入国)の許可が明記されている。

これがKITAS。



ジャカルタのKITASは紙であったが、スラバヤはe-KITASでプラスチックのカード。
クレジットカードと一緒に収納できる。
これで晴れてインドネシアの住民と同じサービスが受けられる。

新会社で担当者も過去に外国人の雇用経験がないので、この辺の手続きに疎いのは仕方ない。
ジャカルタで勤めていた会社では、長年外国人を雇用しているので一連の手続きは慣れているはずであるが、オーバーステイ問題日本でのビザ取得、今回のKITAS申請など、ことごとくこのジャカルタの会社の怠慢である。

「どうしたもんじゃろうの~」

Noodle House & Kitchen (2016/06/01)

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Pakuwon Trade Centerの3階にも山小屋ラーメンがあった。
そのすぐそばにNoodle House & Kitchenという中華料理店。(冒頭の写真)
スラバヤにはチェーン店として数店あるようであるが、ジャカルタで見たことはない。



店頭には食品サンプルがあるが、見ると食欲がなくなりそうな感じ。
日本の食品サンプルに比べれば色合いがあまり良くない。



平日の夜だったせいか、客の入りはいまいち。
中華料理店だけあってほとんどが中華系インドネシア人。
少し前の話であるが、何という題のブログかは忘れたが、スラバヤの人口の5%程度が中国人であるという内容に対して、いや、昔は50%が中国人だったと反論している記事を見たことがある。
確かにスラバヤは中国人が多い。
50%かどうかわ分からないが、少なくとも5%どころではないだろう。
ジャカルタのジルバブを被った女性の多さに比べて、スラバヤでは極端に少ない。
ましてや田舎よりもスラバヤの市内のほうが顕著になる。



この写真奥が厨房のようである。
お客さんが少ないこともあってスタッフも何となく手持無沙汰。



メニューの中の一番右下の絵のYammie Ayam Special(特製ヤンミー鶏ラーメン)という 麺。
価格は写真の一番左上に表示されているが、31,818ルピアとなっている。
10%の税金を加算すると35,000ルピアとなる。

もう一品。



写真の一番上の右から二番目のSiaw Lung Pau (小籠包)。
価格は19,090ルピアであるか税込みで21,000ルピアである。




これがYammie Ayam Special。
インドネシアにある中華系ラーメンは麺とスープが別々になっている。
筆者はスープを全部麺にかけて食べるが、中には麺に少しだけかけて食べる人もいる。
日本のようにズルズルと音を立てて食べる人はいない。
鶏肉が絶妙の味である。



やや大きめの小籠包が5個入っている。
酢醤油とサンバルが付いてくる。
台湾のディンタイフォン(鼎泰豐)とか小籠包の老舗 「南翔饅頭店」のように包みの中に肉汁がたくさん入っているが、残念ながらこの小籠包を取った時にはすでに肉汁が出てしまっている。
皮もやや厚めなので柔らかさはないが食べ応えはある。

いつもの通り冷茶と税金を入れて63,000ルピア(邦貨で約525円)であった。
この値段でこの味なら十分である。
やはりスラバヤはジャカルタより食がうまいところであるのは間違いなさそうである。

Bon Ami (2016/06/02)

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Darmo(ダルモ)の日本食材店のパパイヤフレッシュギャラリーのそばにあるBon Ami(ボンアミ)という洋食とインドネシア料理のレストラン。
運転手が言う発音は”ボナミ”という風に聞こえる。

会社の帰りに夕食のために寄った。



隣は同じ名前のパン屋さん。
このパン屋さんもスラバヤの地元で暮らす中国人に人気があるようである。

この日は久しぶりに奮発してステーキにした。



注文すると最初に出てきたのがパンとバター。
ナイフとフォークも添えられている。
パンは隣のパン屋のものだろう。



いつもは冷茶を頼むのだが、今日はアイスレモンティーにした。



不足がちな生野菜をたっぷり。
シャキシャキした触感の生野菜は久しぶりである。
ドレッシングのカロリーが気になったので、上からかけず少しずつ付けながら食べた。

しばらく待つと注文のステーキがきた。



リブアイステーキ。
鉄板が熱々でソースをかけるとジュージューと湯気が立った。



ソースはたっぷり。
やや上品な味がするのは気のせいだろうか。
赤ワインをベースにしたソースと思われる。

久々に贅沢なステーキを満喫した。
支払った金額は188,800ルピア(邦貨で約1,570円)だった。
ステーキとサラダがこの価格で食べられれば大満足である。
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