ハロウィン (2018/10/17)

今年もハロウィンの季節がやって来た。
筆者が子供頃はハロウィンなどという言葉すらなかったと思うが、近年は若者を中心に仮装をして街に繰り出すことが流行っている。
それでも中学生くらいになった頃、「トリック・オア・トリート」と言えばお菓子が貰えるというので、一生懸命「トリック・オア・トリート」と言ってはみたものの、肝心のお菓子をくれる大人たちが知らずに、ただしらけるばかりだった。
日本では「トリック・オア・トリート」と言ってお菓子を貰う行事はあまり多くないと思われる。



それでも日本中、ハロウィンの飾りつけでいっぱい。
特にカボチャをくりぬいたランタンはハロウィンの飾りの代表格。
本来、このカボチャの由来は悪霊を追い払うとされている。



飾りの中には必ずと言っていいほどカボチャのランタンの絵がある。
また怖い格好で仮装するのも悪霊を追い払うという目的から派生したものだという。
なぜ悪霊が出るのか？
この時期は農作物の収穫の時期で、獲り入れた農作物を狙って悪霊が来るということから、その悪霊を追い払うための行事なのである。

次はインドネシアの飾り。



悪霊を追い払うというよりとにかく怖くなければならない。



こんなものになれば悪霊を追い払うというよりも、悪霊そのものである。



インドネシアのスーパーマーケットで撮った写真だが、イスラム教とは無縁でもなぜか人気がある。

日本人は怖い物を飾ったり、祀ったりすることはあまりしないようだ。
いつしかそれが本当に悪霊になって出るかもしれないという気持ちがあるからだろうと思う。

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