Quantcast
Channel: グッジョブ!「インドネシア単身生活」
Viewing all articles
Browse latest Browse all 988

スラマドゥ大橋 (2016/07/18)

$
0
0
休日にスラバヤ市内観光に出かけた。
スラバヤで最も有名な観光スポットだと思うスラマドゥ大橋。



スラバヤとマドゥラ島を結ぶ全長5,438mのインドネシア最大の橋。
それぞれの頭の文字を取ってくっつけた名前なので覚えやすいが、いい加減と言えばいい加減である。
2003年8月20日に着工し、2009年6月10日に開通。



橋に差し掛かる道路の最後のカーブ。
あと200mで料金所と書いてある。



「SURABAYA」と書かれた高速道路の料金所。
料金は開通当初は普通車30,000ルピア、オートバイ3,000ルピアだったが、今年の3月1日より50%になり、オートバイは無料になった。



オートバイは左端の側道を走る。
もちろん自転車やBecak(ベチャ=三輪自転車タクシー)やGerobak(グロバック=荷車)などは通行できない。



オートバイも海を抜ける風を切って走りやすそうである。
専用道路なので四輪車がないのも手伝っている。



総工費4兆5千億ルピア(邦貨で約410億円)。
道路の幅は30mである。



中央の橋脚が近づいてきた。
高さ145mで向こう側の橋脚まで434mある。



道路は最低速度が決められ60km/hrとなっている。



最高速度は80km/hr。
つまり60~80km/hrの間で走らなければならにということであるが、重い荷物を積んだトラックは60km/hr以下でも走っているし、逆に高級車や乗用車は100km/hr以上でも走っている。
因みにオートバイの最低速度は25km/hrとなっている。
やはり途中で止まってのんびりと景色を眺める輩がいるからである。
上の写真の乗用車もそうで、停車することは交通違反となる。



最も高い部分を通り過ぎると今度は下り坂になる。



下りきったところにマドゥラ島側の料金所があるが、通行する前に支払ったので止まらずにそのまま通過する。
「Selamat Datang di Madura」(ようこそマドゥラへ)と書かれている。
マドゥラ島に渡って海岸から橋の全景を撮影しようと思ったが、海岸へ抜ける道が見当たらなく、1時間ほどぐるぐる回ったが乗用車が通れる道はなく、止むなく諦めた。



スラバヤへ引き返すときのマドゥラ島側の料金所を抜けたところ。
「Selamat Jalan」(さようなら)と書かれ、Karapan Sapi(カラパンサピ=牛レース)というマドゥラ島のお祭りの絵も描かれている。
Karapan Sapiは9月ごろから各地でレースが始まり、10月に行われる決勝レースではたくさんの人出で賑わう。

マドゥラ島側から橋の全景写真が撮れなかったので、スラバヤ側から撮影。



時折降る雨を避けながら撮影。
海の色が昨夜からの雨のために川から流れる水の色に染まっていた。
それにしても7月も半ばを過ぎたというのに、今年は乾季らしい乾季がなかなか来ない。



ジャワ島の発展から取り残されていたマドゥラ島であるが、この橋が開通したことによってマドゥラ島の経済は急速に発展している。
これからは観光や文化の面でも開発や交流が期待される。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 988

Latest Images

Trending Articles



Latest Images