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Channel: グッジョブ!「インドネシア単身生活」
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一時帰国 10 (2018/10/08)

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シンガポール空港には22時前に第2ターミナルに到着した。
到着してすぐに確認したのは福岡行きの便。
第3ターミナルのA21番ゲートかと表示されていて、特に出発遅れやキャンセルなどの表示は出ていない。
もっとも出発の時間まで3時間半ほどある。

その間、免税店でモンブランのペンの替え芯を買ったり、家内から頼まれていたリップグロスなどを買ったり。
コーヒーを飲みながらネットで台風の位置や勢力を確認するも、スピードは20km/hから35㎞/h
に上がったものの、勢力は965ヘクトパスカルのままで依然として対馬方向へ向かっている。



それでも24時を過ぎた頃からゲートがオープンになったので、どうやら福岡へ向けて定刻に出発するようである。
午前1時前には搭乗も始まった。



シンガポール発福岡行きのSQ656便はいつも満席で、この日もいつものように満席。
北野武監督の映画を1本見て急に睡魔が襲ってきた。

日本時間の午前6時に機内の照明が点き明るくなって目を覚ました。



空が明るくなってきた。
モニターで飛行状況を確認すると台湾の南付近。



朝食は和食を選択。
鮭の塩焼き、卵焼き、筑前煮とふりかけがかかったご飯。
デザートはフルーツ。

機体が鹿児島県の西海上を北上し熊本県沖に差し掛かったころ、翼の前方に厚い雲が見えてきた。



台風25号の雲であろう。
その雲の中へ否応なく進まざるを得ない。



機体を上からと下からの二層の雲に挟まれた感じだが、機体自体は雲の中ではない。
機体の揺れのせいか、着陸態勢のせいか、シートベルト着用のサインが点灯した。

窓の外を再び見ると、



虹が出ていた。
虹が見える角度が270度くらいだろうか、下側に一部だけが欠けている感じ。
通常陸上では見られないほぼ丸い虹である。

機体は玄界灘で右にかじを切り福岡空港の北側から滑走路に侵入。
翼が左右に、機体も上下に大きく揺れだした。
時折ジェットコースターに乗っているときと同じ感覚があり、この時は機体が大きく沈んでいるんだろうと思う。

滑走路が見えた途端に機体の揺れは止まり、そのまま滑走路に着陸した。
国内線のターミナルを見るとほとんど飛行機がなく運航キャンセルがたくさん出ているようだった。

福岡空港の国際線から国内線への移動は無料のシャトルバス。
一瞬、新幹線の方が正確かもと思いJR博多駅へ行こうかと思ったが、西鉄の高速バスの方が自宅も近いし料金も安いので、いつも通り高速バスを使うことにした。
国内線からは地下鉄で天神まで行き、高速バスで北九州に行く。



高速バスが直方パーキングエリア付近に来た時、新幹線の登り方面が止まっていた。
下り方向も2便すれ違ったがいずれも徐行運転なのか、ゆっくり走っていたので新幹線のダイヤも相当乱れているようだった。

結局、高速バスを選択したのは正解だった。
こうして無事に自宅に到着。

(おわり)

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