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Channel: グッジョブ!「インドネシア単身生活」
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スラバヤ東海岸探鳥記 20 (2016/12/06)

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前日の夜の雨は宵の口から上がったものの、かなりの雨量だったようで、Wonorejo(ウォノレジョ)でも舗装されていない道路には、大きな水溜りがあり、避けて通る脇道もぬかるんでいた。

先ずは調整池を覗いてみた。



水がないので干潮のようである。
常連のイソシギ。

二羽が寄り添って見つめ合っていた。(冒頭の写真)
しばらくの間じっと見つめ合っていた。



その後も付かず離れず微妙な距離を保っていた。
日本のイソシギは今は子育ても終わって単独で行動する季節であるが、ここ熱帯のインドネシアでは繁殖するのかもしれない。

調整池の干潟の上を徘徊するバン。



調整池のほぼ中央で餌を求めて歩き回っていた。
鼻の近くの赤い部分が大きいのが♂。
この個体は♂だろうと思われる。

ジャワエリグロシロチドリ。



一番最初にこの調整池に来たときは多くの個体がいたのに驚いたが、なぜか最近は1~2羽しか見られない。
もしかしたら一部は南に渡ったのかもしれない。

なかなか近寄れないコサギ。



この写真は調整池の一番奥にいたコサギを撮影。
遠くて小さかったのでトリミングしてこの大きさ。
日本のコサギは10~15mくらいまでは近寄れるが、なぜかWonorejo(ウォノレジョ)のコサギは警戒心が強い。

ジャワアカガシラサギ。



調整池に流れ着いた流木の上でポーズを取ってくれた。
成鳥であるが冬羽である。
繁殖期なると胸の羽色が鮮やかなオレンジに変わる。

群れでいたシマキンパラ。



草の実を太いくちばしで扱く(しごく)ようにして食べる。
まるでペンチのようなくちばしである。

毎回チェックしているリュウキュウツバメの巣。



下からは中の様子は分からない。
親鳥は巣の下で休憩中?



巣の中にはそろそろ雛がいるはずである。
通常は雌雄共同で餌を運ぶのに忙しい頃である。
巣の中の雛に何か異常があったのか、雛がまだ孵化していないのか、はたまたほんのちょっとの間の休憩なのか。

雨の影響で草が濡れているし、草の丈の高い北側は前回のような水トカゲではなくヘビでも出てきたら怖いので、幸い干潮でもあるので海の干潟に行ってみることにした。

(つづく)

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